この記事の目次
結論
先に結論を書いておくと、T20のトルクスレンチでスルーアクスルを受けるプレートを締めなおせば解決しました。
スルーアクスルがはまらない!
zwift と外ライドを同じBIANCHI SPRINT DISC一台で行っているので、スルーアクスルを外したり取り付けたりする機会は多いのですが、購入からしばらくすると後輪のスルーアクスルが一発ではまらないことが増えてきました。
最初はグリグリやってれば入ったりもしていたのでそこまで気にしませんでしたが、ある日20分くらい試してもスルーアクスルがはまらないようになりストレスがピークに。
本格的に原因を調べることにしました。
原因はスルーアクスルを受けるプレートのズレ
スプロケットの先でスルーアクスルの雄ネジを受ける雌ネジのプレートは、実はフレームを挟んで2枚のプレートで構成されてました。
スルーアクスル は ホイール & スプロケットを通って、雌ねじプレート1枚目 → フレーム本体穴 → 雌ねじプレート2枚目 を通ってねじ込まれます。
この雌ネジプレート1枚目と2枚目の穴がずれる事により、スルーアクスルがねじ込まれないということになっていました。
プレートを揃えてネジを締め直す
ということで1枚目2枚目のプレートを揃えて真円になるようにして、星型のネジをT20トルクスレンチで締め直せばOKでした。
ネジを締め直してもうまく入らない.. というときは、フレーム内側にある1枚目のプレートが下方向に若干動いている可能性があります。ディレーラーハンガーあたりをグッと上方向に押し上げることで、1枚目のプレートも持ち上がり、写真のような「正円」状態になります。
仕組みが分かれば慌てず対処ができますね。
SPRINT DISC特有の問題なのか、このプレートのズレはよく起きるので輪行の際もT20トルクスレンチを持ち歩いたほうが安心そうだなと思いました。携帯工具になかなか含まれていないんだよな…T20って…
と思ったら、TOPEAKの携帯工具でT20が入ったやつがありました。
ということで、スルーアクスルがはまらず難儀している方の助けになれば幸いです。
同じ症状に悩んで解決に至った先人が記録を残してくださっていて本当に助かったので、私も記録しておくことにしました。