ディスクブレーキのロードバイク縦型輪行のやり方まとめ(R250超軽量輪行袋)

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ディスクブレーキのロードバイクを縦型輪行すべく、R250の超軽量輪行袋を買いました!

【ロードバイクの電車輪行】R250の超軽量縦型輪行袋を買った

輪行する際にこの記事を見ながら自分が作業できるよう、いくつかの動画を見ながら手順をまとめました。

まずは場所探しから

駅近辺で輪行作業を行う際は、以下を意識して場所を探します。

  • 人通りの邪魔になりにくい
  • 壁際(ホイールを立てかけたりするので)
  • 点字ブロックの邪魔にならない

ギアはアウタートップにしておく

作業を始める前に、ギアはアウタートップにしておきます。フロントをアウターにするのは、輪行袋をフロントギアの歯で傷つけないようにするためです。

バイクについている周辺機器は外しておく

ボトルやサドルバッグやサイクルコンピューターなどは外しておきます。
ツールケースは干渉しなければそのままでも大丈夫です。

車体をひっくり返す

ひっくり返す際は前輪が動かないようにフロントフォークとシートチューブを持ってひっくり返します。

前輪を外し壁に立て掛ける

前輪のスルーアクスルを外し、ホイールを取り外して壁に立て掛けます。

スルーアクスルとダミーローターをセットする

ダミーローターを噛ませずにブレーキレバーを触ってしまうと大変です。
ホイールを立て掛けたらすぐに、スルーアクスルとダミーローターをセットします。

後輪を外し壁に立てかける

前輪同様、後輪も外します。
ディレイラーを少し持ち上げつつ、ホイールを持ち上げれば後輪は外れます。
前輪同様、壁に立てかけます。

リアブレーキにダミーローターをセットする

前輪と同じくすぐさまダミーローターをセットします。

スプロケット・ディスクローターにカバーを付ける

カバーは青x1と紫x2で色分けしています。理由は…

青がスプロケット用(オイルたっぷり)、紫がディスクローター用(オイル厳禁)と使い分ける必要があるためです。

後輪はスプロケットとディスクローターにカバーをします。

前輪はディスクローターにカバーをします。

エンド金具を取り付け

エンド金具の内容物を確認

コの字の金具、シャフト、ワッシャーが2つ、パーツが揃っているか確認します。
シャフトについているナットは、シャフトの先端と揃えておきます。

アウタートップからアウターローへ

今ギアはアウタートップの状態になっていますが、このタイミングでアウターローにしておきます。

このやり方ではエンド金具にチェーンを引っ掛けてチェーンが弛まないようにします。
その際、アウタートップのままだとチェーンがフレームと擦れてしまうため、アウターローに変更します。

アウタートップの状態から…

アウターローへ変更します。フレームの内側に移動したのが分かるでしょうか?これでチェーンとフレームの干渉が軽減できます。

この状態にしたらエンド金具を取り付けていきます。

エンド金具の取り付け

まずワッシャーをスルーアクスルに引っ掛けます。
ワッシャーはギザギザの面を内側にします。

手を離しても落ちません。

次はエンド金具を引っ掛けます。ここもこの状態なら手を離しても大丈夫です。

チェーンをシャフトに引っ掛けた状態でスルーアクスルを通し、ディレイラー側にもワッシャーをセットします。ここでもギザギザ面を内側(エンド金具側)にしたワッシャーをセットします。

スルーアクスルをねじ込めばエンド金具の取り付け完成です。

この後フレームを左へ90度回転します。
写真と同じようにチェーンステーと同じ角度にセットしておくと、ちょうどよく地面と接地します。

輪行袋に入れる

輪行袋の中身を確認

ついに輪行袋の登場です。
まずは3本入っているバンドを使って、フレームとホイールを固定していきます。

フレームとホイールを3本のバンドで固定

まずフレームを90度回転し、エンド金具とサドルで支えている状態にします。

その後、フレームをタイヤで挟み、ハンドルを手前に90度傾けます。

  • リアタイヤはフレームの手前側
  • フロントタイヤはフレームの向こう側

にセットします。
ホイールはディスクが外側にくる状態でセットします。紫のカバーがそれぞれ外側に配置される形です。

ペダルの位置は写真を参考にあわせておきます。

固定バンドで三箇所をとめます。バンドが正三角形になるように止めていきます。

輪行袋を広げてセット

輪行袋を広げます。袋は外側に向かって広げるようにすると良いです。底面には向きを示すイラストが書かれているので、記載の通りの向きに自転車を置きます。

この際、固定バンドが緩んでいないか、ガタガタしていないかのチェックを行いましょう。

イラストの指示に従い、向きを合わせて底面に自転車をセットします。

肩掛け紐を通す

BBあたりで肩掛け用の紐の輪っかを通して…

袋の手前側にある穴から紐を出して…

ダウンチューブあたりで輪っかを固定すれば、肩掛け用の紐が完成です。

広げた輪行袋がどこかに引っかかっていないかを確認しながら、慎重に引き上げていきます。

輪行作業完了!

袋の口は巾着のようになっているので、左右均等に紐を絞っていきます。写真のようになれば完了です。持ち上げた輪行袋を下ろす際は、サドル側→エンド金具側の順に接地させるようにします。

以上で、輪行準備が整いました!
改札や狭い通路でディレイラーやフレームに衝撃を与えないよう、気をつけて輪行します。

今回はディスクブレーキのロードバイクでしたが、次回はリムブレーキのロードバイク輪行についても手順をまとめてみたいと思います!

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