ポッドキャストまとめ

【2025/01/13 – 1/17】サイクルロードレース系Podcast 今週のまとめ

24 HOURS IN ROUBAIX: A VOYAGE OF DISCOVERY | NEVER STRAYS FAR
(訳: ルーベの 24 時間: 発見の旅)

出演・テーマ

  • 元プロサイクリストのNed Boultingが北フランスのルーベ市を訪れ、地元チーム「Van Rysel Roubaix」のチームプレゼンテーションと街の歴史、文化を探訪。

主なトピック

  1. ルーベの産業遺産と都市再生
    • かつて繊維業で栄えたルーベだが、産業衰退後は文化やデザインを活かした再生に取り組み中。
    • ユテル・ド・ヴィルや旧工場跡など、街の建築に歴史的変遷が色濃く表れている。
  2. Van Rysel Roubaixチーム
    • 2007年創設の地元コンチネンタルチーム。若手育成と地域貢献に注力している点をBoultingが高く評価。
  3. 個性的なチームプレゼンテーション
    • アールデコ様式のプールを会場に、ルーベの歴史と文化を讃えるユニークなイベントを実施。
  4. パリ~ルーベとの深い関係
    • ルーベ・ベロドロームがゴール地点として有名な「北の地獄」パリ~ルーベ。
    • レースが街に与える影響や地元住民の思いをBoultingが考察。
  5. ロジェ・サラングロ通りの名前の由来
    • 第一次世界大戦の捕虜となり、強制労働を拒んだ政治家ロジェ・サラングロの悲劇的生涯に焦点。
    • 歴史に埋もれがちな「光と影」にスポットを当てる。
  6. 『レ・ミゼラブル』との予期せぬつながり
    • ヴィクトル・ユーゴーの物語に登場する地名が、ツール・ド・フランス2024第2ステージのルートに重なる。
    • スポーツ、文学、歴史が交錯する瞬間にBoultingが感銘を受ける。

Are Long Time Trials in Grand Tours Becoming a Thing of the Past? | THEMOVE+ | THEMOVE
(訳: グランツールにおける長時間のタイムトライアルは過去のものになりつつあるのでしょうか? | THEMOVE+)

出演・テーマ

  • 元プロサイクリストのJohan BruyneelとジャーナリストのSpencer Martinが、ジロ・デ・イタリア2025のルート発表を受けたグランツールにおけるタイムトライアル(以下、TT)減少傾向を議論。

主なトピック

  1. ジロ・デ・イタリア2025のTT距離はわずか42km
    • 山岳を重視するジロの傾向とは対照的に、近年はTTも長めだったが、今回は大幅減。
    • Bruyneelは主催者の「山岳ステージを強調してレースを盛り上げたい」意図を指摘。
  2. TT減少がライダーの戦略に及ぼす影響
    • TTに強みを持つ選手のアドバンテージが小さくなる。
    • クライマーはTT対策での「被害最小化」がより重要に。
  3. ジロとツールの掛け持ち問題
    • Bruyneelは、ジロに全力を注いだ選手がツールで好成績を残すのは困難だと懸念。
    • 例外は超人的なPogačarくらいかもしれないと指摘。
  4. Jumbo-Vismaのメンバー選考に驚き
    • Dylan van Baarleをツールのメンバーから外し、Victor Campenaertsを選んだ決定をBruyneelは疑問視。
    • 早期のメンバー発表自体もリスクが高いと指摘(怪我や病気への対応が難しくなるため)。

Are Mathematical Models & Simulations Changing Pro Cycling Tactics? | Beyond the Peloton Podcast
(訳: 数学モデルとシミュレーションはプロサイクリングの戦術を変えるのか?)

出演・テーマ

  • ジャーナリストのSpencer MartinとポッドキャストChoose the Hard WayのホストAndrew Vantsが、レースシミュレーションやAI(人工知能)による戦術分析がプロサイクリングに与える影響を検討。

主なトピック

  1. UAE Team EmiratesのAI活用の噂
    • Tadej Pogačarの戦術策定において、膨大なデータを考慮したAIモデルがレースシミュレーションを行っているとされる。
  2. AIによる戦術革新
    • 従来はリスクが高いと見られていた「ロングレンジアタック」なども、シミュレーション結果が成功の可能性を示すことで実施に踏み切れる。
  3. Red BullのBora-hansgrohe支援
    • トレーニングやパフォーマンス分野のノウハウがチームの飛躍を後押しすると期待される。
  4. AIの限界
    • 最終的な勝敗を左右するのは選手個々の能力やレース中の判断力。
    • AIはあくまで補助ツールであり、導入により戦術は複雑化するが、ライダーの実力が最終的には物を言う。

Are Things About To Ungravel? | GCN Show Ep. 627 | The GCN Show
(訳: 事態は解明されつつあるのか?)

出演・テーマ

  • Global Cycling Network (GCN) の司会者たちが、グラベルバイクの進化・将来と自転車業界ニュースを幅広く議論。

主なトピック

  1. グラベルバイクはマウンテンバイクに近づきすぎている?
    • タイヤクリアランスの拡大やジオメトリーの変化が進み、価格面でもマウンテンバイクとの差が曖昧になる恐れ。
    • 「グラベルバイク特有の魅力」が薄れ、最終的にマウンテンバイクに埋もれるのではという懸念も。
  2. ハードテールMTBの衰退
    • グラベルバイクの進化が進むと、ハードテールMTBはさらに需要を失い、消滅する可能性すらあると指摘。
  3. その他の話題
    • パリの自転車利用者増加による大気質改善(40%改善)。
    • Trekが再生可能エネルギー由来のアルミニウム導入を進める。
    • Peter Saganのダンス番組出演、Bonnie TuのGiant退任などのトピック。

Ben O’Connor: Smashing expectations in 2025 | The Odd Tandem Cycling Podcast with Bobby Julich and Jens Voigt
(訳: ベン・オコナー: 2025 年の予想を打ち破る)

出演・テーマ

  • Odd TandemのBobby & Jens Voigtが、Team Jayco AlUlaに移籍したBen O’Connorをゲストに迎え、2024年の振り返りと2025年への展望を語る。

主なトピック

  1. O’Connorの2024年戦績
    • UAE Tourステージ優勝
    • ジロ・デ・イタリア総合4位
    • ブエルタ・ア・エスパーニャ総合2位・ステージ優勝
    • 世界選手権ロードレースで2位
  2. 成功要因
    • 後半戦まで好調を維持できた体調管理。
    • UAE Tourのステージ優勝はチームメイトの完璧なリードアウトが大きく貢献。
    • ブエルタでの圧巻の勝利が自信へとつながった。
  3. 2025年シーズンの目標
    • 新チームでのさらなる挑戦。
    • ワールドツアーのステージレースで優勝し、ツール・ド・フランスでは総合トップ5を目指す。
    • 2025年ジロ・デ・イタリアには出場しない予定。
  4. その他の話題
    • 食習慣・栄養戦略やレース中の安全対策。
    • 若手ライダーの成長と現代バイク技術の発展など。

Bring Milan-San Remo to Paris | Spin Cycle
(訳: ミラノからサンレモをパリに連れて行く)

出演・テーマ

  • Escape CollectiveのSpin Cycle Podcastの司会者たちが、ツール・ド・フランス最終ステージにオリンピックでも使用されたモンマルトル周回コース追加というASOの計画を議論。

主なトピック

  1. 変更案への肯定的評価
    • オリンピックロードレースで評判の良かったモンマルトルの登坂・周回コースを組み込むことで、最終ステージに新たな興奮を加える可能性。
    • パンチャー系有力選手がステージ優勝を争う展開になることを期待。
  2. スプリンターへの影響
    • 従来のシャンゼリゼ周回コースに比べアップダウンがあるため、スプリンター勢にとっては不利なコースに変化する懸念。
  3. その他の話題
    • ワンサイクリング構想とASOの思惑。
    • Jumbo-Vismaにオランダ人選手がいない件やセップ・クスのドメスティック役受諾。
    • マッテオ・ヨルゲンセンの総合優勝の可能性。
    • リゴベルト・ウランのプロサッカー転向願望やカルロス・ビベスとの友情など、多岐にわたるトピックが盛り上がった。

CHASING CEES: A DAY WITH ASTANA | NEVER STRAYS FAR
(訳: チェイスを追う: アスタナとの一日)

出演・テーマ

  • Never Strays CarのNed BoultingがAstanaのスペイン合宿に帯同し、その日常や選手インタビューをレポート。

主なトピック

  1. スペイン合宿の雰囲気
    • 車でチームを追いかけながらトレーニングを取材し、バレンシアのトラックや海岸沿いを走る様子をレポート。
  2. マイク・テウニッセンへのインタビュー
    • 2019年ツール・ド・フランスのステージ優勝時、ネッドがテウニッセンをワウト・ファンアールトと間違えて実況したことを謝罪。
    • テウニッセンは当時のレース状況とチーム戦略を振り返りながら、ユーモアを交えてエピソードを語る。
  3. その他の話題
    • ネッドとピート・ケニヤック(元プロ)の移動中会話。
    • Alex Dowsett(Astanaパフォーマンスエンジニア)の役割やプロサイクリストの日常風景。

Elliot Schultz Matches Australia’s Fittest Pro Riders: How Does He Do It? | The Nero Show
(訳: エリオット・シュルツがオーストラリアの最も適したプロライダーと対戦: 彼はどのようにそれを行うのか?)

出演・テーマ

  • オーストラリアの若手有望株エリオット・シュルツとコーチのジェシー・フェルトンが、シュルツのトレーニング法や栄養戦略を解説。

主なトピック

  1. 高負荷トレーニングへの適応力
    • シュルツは1週間で200TSSを超えることも珍しくなく、ハードなトレーニング後にむしろパフォーマンスを向上させられる天賦の才を持つ。
  2. 睡眠重視
    • 1晩10時間を目標とし、回復とコンディショニングに最優先で取り組む。
  3. 栄養戦略
    • 炭水化物摂取量をしっかり確保。
    • レース前の数週間に脂肪分を抑えるが、普段は量を重視して摂取。
    • トレーニング中はスナック菓子も活用。
  4. レースでの戦い方
    • クリテリウムでは序盤を後方で温存し、要所でスプリント力とコーナリング技術を活かす。
    • スプリント勝負のタイミングや周囲の状況判断にも優れる。
  5. プロキャリアの展望
    • 2025年シーズンは日本のヴィクトリー広島で走る予定。
    • AG2Rの育成チームで得た経験を活かし、さらなる成長を目指す。

Giro d’Italia 2025 Route Reaction | Lanterne Rouge Cycling Podcast
(訳: ジロ・デ・イタリア 2025 ルートの反応)

出演・テーマ

  • Lanterne Rouge Cycling Podcastのホスト、Benji NaesenとゲストのPatrick Broeが2025年ジロ・デ・イタリアのルートを詳細に分析。

主なトピック

  1. 山岳ステージ少なめ・アップダウン多めの印象
    • パンチャーやアタッカー向けのステージが多い。
    • 個人TTが2回設定され、総合優勝争いに大きく影響する可能性。
  2. 注目ステージ
    • ステージ1(ティラナ・フィニッシュ):起伏がありパンチャー向け。
    • ステージ9(シエナ):ストラーデ・ビアンケのような未舗装路を含む。
    • ステージ20(セストリエーレ):コレ・デッラ・フィンエストレを含む山岳決戦。
  3. 有力選手の動向
    • ログリッチvsエヴェネプールのTT決戦、Adam YatesやJoão Almeidaなどの総合争いにも注目。
    • スプリンターたちの舞台もあるが、アップダウンが多いため読みづらい。
  4. 評価
    • Benjiは10点満点中5.7点、Patrickは6.5点をつける。
    • 山岳ステージの少なさを物足りなく感じつつも、パンチャー向きの展開が増え、TTも2回あって「予想不能」な面白さがあると述べる。

Our Worst Rides Of 2024… And What We (Hopefully) Learned | Velo Podcast
(訳: 2024 年の最悪の乗り物…そして (できれば) 学んだこと)

出演・テーマ

  • VELOというサイクリング雑誌のポッドキャストで、ホストのMike Levy、テクニカルエディターAlvin Brook、Josh Rossが「2024年に経験した最悪のライド体験」とそこから得られた教訓を紹介。その他、NCL(National Cycling League)の破綻や最新ギアの話題、AIコーチングについても議論。

主なトピック

  1. NCL(National Cycling League)の破綻
    • アメリカでのサイクリング文化や、エンタメ性に欠けると成功が難しい現状を分析。
  2. Number 22社の新作グラベルフォーク
    • 高価格帯だが高性能。タイヤクリアランスや剛性など、最新グラベルバイクのトレンドが話題に。
  3. AIコーチングの体験談
    • Josh Rossが実際に試した結果、TrainerRoadのAI機能との比較や利点・課題を紹介。
    • AIからのフィードバックは有益だが、選手自身の感覚や柔軟な対応も依然として重要。
  4. 2024年“最悪のライド”エピソード
    • Alvin:パンク修理で何度もトラブルが発生し、疲労困憊。
    • Josh:Swiss Summit 500というレースでDNF。ハードコースへの準備不足を痛感。
    • Mike:体調不良の中、バイクパッキングレースへ挑戦し苦しい思いをした。

S13 Ep1: The Speculation Episode 2025 | The Cycling Podcast
(訳: S13 Ep1: スペキュレーション エピソード 2025)

出演・テーマ

  • The Cycling Podcastの2025年最初のエピソード。ホストDaniel Friebe、解説のRobert HatchとLionel Birnieが、グランツールやモニュメント、チーム動向、そしてサイクリング界の将来などを予測・議論。

主なトピック

  1. 2025年ジロ・デ・イタリアのルート発表会
    • 故Gianni Savio氏への追悼がなかった点や、山岳ステージの少なさ、商業的理由によるルート設定への疑問が投げかけられる。
  2. ツール・ド・フランス最終ステージ変更の可能性
    • オリンピックロードレースで使用された登坂コース「Matra」が組み込まれるかもしれないという話題。
  3. Team INEOSの不振
    • オーナーJim Ratcliffeの興味がManchester Unitedに移っており、チームの先行きに不安が広がる。
  4. ワンサイクリング構想への懐疑
    • 新たなサイクリング組織改革案だが、なかなか進展が見られず。
  5. AIのコーチング・戦術・栄養戦略への波及
    • トレーニング効率化やレース戦略シミュレーションがさらに進む一方で、安全対策の有効性には疑問の声も。
  6. 2025年に関する主要予測
    • Magnus Backstedt:UAE Team Emiratesがグランツール全制覇+モニュメント4勝。
    • Cillian Kelly:Team INEOS解散、ワンサイクリング構想失敗、ツールのポイント賞が大混戦。
    • Larry Warbasse:Pogačarのさらなる進化、Wout van Aertのモニュメント制覇。
    • Joe Dombrowski:Matteo Jorgensonがグランツール表彰台、Larry Warbasseがツール初出場、AstanaとArkeaが降格。
    • Jakob Vaurin:Jumbo-Vismaのトレーニング手法が他チームに模倣される。
    • Ola Chendeway:メンタルヘルス・ニューロダイバーシティが注目を集める。
    • Daniel Friebe:若手ブームの鈍化、PogačarとLance Armstrongの対立、Yates兄弟のジロでの激戦、Derek Geeのジロ表彰台など。

Lucy Bartholomew | Life in the Peloton, presented by MAAP
(訳: ルーシー・バーソロミュー)

出演・テーマ

  • 「Life in the Peloton」をホストする元プロロードレーサーMitch Dockerが、オーストラリアのウルトラトレイルランナーLucy Bartholomewをゲストに迎え、サイクリングしながら彼女の生い立ちやトレーニングメソッドを掘り下げる。

主なトピック

  1. 幼少期からのランニングへの情熱
    • クロスカントリーやトラック競技で成果が出ず悩む中、15歳で観戦したブルーマウンテンズのウルトラトレイルレースに感銘を受ける。
    • 16歳で100kmレースに出場、翌年には2位を獲得するなど一気に頭角を現す。
  2. 家族との絆
    • 最初の100kmは父親と完走。
    • 父親がWestern Statesに挑戦する際には、兄弟とともにペーサーとしてサポート。
  3. トレイルランナーとしての活躍
    • Salomonとの契約後、世界最高峰の「Western States 100 Mile Endurance Run」で3位入賞。
    • Ironman World Championshipにも出場するなど、マルチに活躍。サイクリングは「ランとは違う景色を楽しめる」と魅力を感じている。
  4. 320kmのLara Pinta Trail走破
    • オーストラリア大陸を縦断する超長距離トレイルに挑戦。
    • 「距離を伸ばせばいいわけではない」と学び、身体との対話と“楽しむ心”を再認識した。
  5. 今後の目標
    • Western States再挑戦やUTMBへの出場を視野に、さらなる飛躍を目指す。

注目ポイント
Bartholomewのエピソードは、トレイルランニングだけでなくサイクリングファンにも「挑戦することの意味」を教えてくれます。家族と共有する目標や、若くして築き上げたメンタル力は、多くのアスリートにとって刺激的な話題といえるでしょう。


The worst road bike upgrades we’ve ever bought | The BikeRadar Podcast
(訳: これまで購入した中で最悪のロードバイクアップグレード)

出演・テーマ

  • BikeRadarのLiam CahillとJack Lukeが語る「失敗したロードバイクのアップグレード」特集。費用対効果の低いパーツやメンテナンスの落とし穴など、赤裸々に話す。

主なトピック

  1. TPUチューブの失敗例
    • Jack:パンク修理のしづらさやバルブ破損などが多発。性能が宣伝ほどではなかったと苦言。
  2. 2013年購入のFelt AR4
    • Liam:整備性・乗り心地ともに期待外れ。高速性も思ったほど感じられず、「最悪のアップグレード」だったと嘆く。
  3. AliExpress製チェーンキャッチャー
    • Jack:固定力の弱さや取り付け難易度に問題。重要部品は信頼できるブランドを選ぶべきと痛感した。
  4. 楕円形チェーンリングの相性問題
    • Liam:安価な製品では変速性能悪化や取り付けが面倒で後悔。
    • 一方、JackはROTOR製は満足度が高く、特にグラベルやMTBで効果が実感できると意見。
  5. 安物オーバーシューズ、偽物TTバイクなど
    • Jack:耐久性のないオーバーシューズですぐ破けた経験。
    • Liam:Facebook Marketplaceで掴まされた偽物TTバイクが腰痛の原因に。
    • 工具やアクションカメラなど、安物買いの失敗談も多数。

注目ポイント
「ロードバイクをアップグレードしたい!」という意欲は多くのサイクリストが抱きがち。しかし、安さに飛びついたり過度な期待をすると痛い目を見ることも。彼らの失敗談は、賢い選択をするための貴重な教訓を提供してくれます。


Greg van Avermaet on clashing with G, that Gold medal in Rio, and being a Belgian Classics star | Geraint Thomas Cycling Club
(訳: グレッグ・ファンアーフェルマートがGとの激突、リオでの金メダル、そしてベルギーのクラシックスターであることについて語る)

出演・テーマ

  • 「The Geraint Thomas Cycling Club」のエピソード。ホストのGeraint ThomasとTom Fordyceが、元ライバルでもあるGreg Van Avermaetをゲストに迎え、リオ五輪金メダル獲得やクラシック戦線での活躍、Thomasとの関係などを語る。

主なトピック

  1. リオデジャネイロオリンピック(2016年)ロードレースの舞台裏
    • Thomasが最終周回の下りで落車し、Van Avermaetが金メダルを獲得するまでの詳細を振り返る。
    • 当時の緊迫したレース展開と、チームメイトとの連携や心境を両者の視点で語る。
  2. 2017年シーズンの飛躍
    • リオ五輪の勝利が大きな自信につながり、Omloop Het Nieuwsblad、E3 Harelbeke、Gent-Wevelgem、そしてパリ〜ルーベなど、クラシックレースで輝かしい成績を残す。
    • 大きなレースに勝つことでさらに成功の好循環を生み出せたとVan Avermaetは強調。
  3. ツール・ド・フランス2018での「マイヨ・ジョーヌ」の譲渡
    • 山岳ステージでVan AvermaetがThomasに首位を譲るまでの数日間、それぞれがどうレースを展開していたかを語る。
    • ライバル関係の中にも互いを認め合う姿勢が印象的。
  4. 引退後の展望やグラベルレースへの意欲
    • Van Avermaetの今後の活動や興味を持つジャンルについて。
    • Thomasは長年のライバルかつ仲間として敬意を示し、Van Avermaetの功績を称える。

注目ポイント
2016年リオ五輪の金メダルやクラシックレースでの活躍は、Van Avermaetが持つ高い総合力と勝負強さの証。その舞台裏を当事者であるThomasとともに振り返る貴重な機会となっています。トップアスリート同士のライバル関係から生まれる友情や尊敬にも注目です。

サイクルロードレース系Podcast今週のまとめ(2025/01/01 – 1/12)

海外のサイクルロード関連ポッドキャストを中心に、配信されたエピソードの内容をまとめました。
気になるエピソードはぜひオリジナルを聴いてみてください。

このポッドキャストも加えてほしい!といったリクエストがあればコメントください。

2025年1月4日

Is Mathieu van der Poel the Best CX Rider of All Time? | The Move
(訳:マチュー・ファンデルプールは史上最高のCXライダーでしょうか?)

主なトピック

  • マチュー・ファンデルプール選手のシクロクロスシーズンにおける圧倒的な強さ
  • シクロクロスの人気上昇におけるファンデルプール選手とワウト・ファンアールト選手の貢献
  • ロット・デスティニーとイスラエル・プレミアテックの、パリ~ニース不参加の決断とUCIポイントシステムへの影響
  • トム・ピドコック選手のシクロクロス不参加とロードレースへの専念

エピソードの内容

  • ヨハン・ブリニール氏は、ファンデルプール選手の強さを目の当たりにし、彼を史上最高のシクロクロスライダーと断言している。
  • 「私の意見では、間違いなく [ファンデルプール選手は史上最高のシクロクロスライダーである]。議論の余地はない。」
  • ファンデルプール選手とファンアールト選手が出場するレースは、メディアや観客の注目度が格段に高くなる。これはシクロクロス全体の認知度向上に貢献している。
  • 「彼 [ファンデルプール選手] が出場する時、あるいは彼とワウト [ファンアールト選手] が出場する時と、そうでない時では、メディアの注目度と世間の注目度の点で雲泥の差がある。」
  • ロット・デスティニーとイスラエル・プレミアテックは、UCIポイントの貯金があるため、パリ~ニースをスキップし、他のレースに集中する戦略をとっている。これは、プロチームランキング上位2チームが、ワールドツアーチームよりも有利な立場にあることを示している。
  • 「プロチーム分類の上位2チームに入ることが、実際には非常に有利な状況であることがわかる。ワールドツアーチームであることよりも、実際には有利なのだ。」
  • ピドコック選手は、ステージレースでの勝利を目指し、シクロクロスシーズンをスキップすることを決断した。
  • 「ピドコック選手は、ロードレース、特にステージレースに集中したいと言っているのを聞いた。」

2025年1月7日

Pavel Sivakov on why he left the INEOS Grenadiers, riding for Pog, and training with G | Geraint Thomas Cycling Club
(訳: シヴァコフがINEOSグレナディアーズを退団した理由、ポガチャルとのライド、Gとのトレーニングについて語る)

主なトピック

  • ゲラント・トーマス選手の2025年シーズンへの意気込み
  • パヴェル・シヴァコフ選手のUAEチーム移籍後の好調と、チームのトレーニング方法の違い
  • タデイ・ポガチャル選手の圧倒的な強さと、チームメイトとして彼をサポートすることの難しさ

エピソードの内容

  • トーマス選手は、2025年シーズンに向けて順調にトレーニングを進めているが、他の選手たちの早期からのハードトレーニングには驚いている。
  • 「今年の初めのレースに向けて、みんながものすごくトレーニングしているのがわかる。みんな、本当に全力投球しているんだ。」
  • シヴァコフ選手は、UAEチームに移籍後、ゾーン2トレーニングを中心としたハードなトレーニング方法に適応し、パフォーマンスが向上したと感じている。
  • 「大きな違いは、もう軽いライドはあまりしないことだ。200ワット以下の軽いライドはほとんどしない。常にペダルに圧力をかけているんだ。」
  • ポガチャル選手は、レース中の感覚を重視し、綿密な計画よりも状況に応じた走りを得意としている。
  • 「彼はレースの感覚を大事にしている。いいタイミングだと思ったら、すぐに行動を起こすんだ。必ずしもすべてが計画通りに進むわけではない。」
  • トーマス選手は、シヴァコフ選手の勤勉さと、常に限界に挑戦しようとする姿勢を高く評価している。
  • 「パヴェルは、限界に挑戦することを厭わない。彼は、常に自分を追い込み、目標を達成するために努力を惜しまないんだ。」

2025年1月8日

Wide Road Race Tyres Are Getting Ridiculous (35mm, 40mm?!) | NERO Show Ep. 116
(訳:幅広のロードレースタイヤがとんでもないことに (35mm、40mm?!))

このポッドキャストエピソードは、2025年の最初のエピソードであり、ホストのChris MillerとJesse Coleが、サイクリング界のニュースや今後のトレンド、個人的な体験について語り合う内容である。

  • Dave Arthurによる40mm幅のロードタイヤのテスト結果が共有された。 結果は、40mm幅のタイヤは30mm幅のタイヤよりも遅く、31km/hの速度で12ワット多くのパワーを必要とすることが判明した。
  • タイヤ幅と空気圧の関係について議論され、BicycleRollingResistance.comのテスト結果では、滑らかな路面では、32mm幅のタイヤに高圧を入れる方が、25mm幅のタイヤよりも転がり抵抗が低いことが示された。
  • 今後のトレンドとして、35mm幅のハイパフォーマンスロードタイヤが登場する可能性や、エアロダイナミクスを向上させたタイヤの開発が進むと予想された。
  • タイヤの重要性が増しており、バイクのフレームよりもタイヤ選択が乗り心地に大きな影響を与えるという意見について議論された。
  • オーストラリアで開催されるfondoイベント「Peaks Challenge」の準備方法について議論され、トレーニングの重要性が強調された。 長時間ライドやヒルクライムの経験も必要だが、最も重要なのは、筋肉の生理学的適応を促すトレーニングである。
  • ホストたちは、Tour Down Underに参加し、Specialized SL8、Trek Madone、Canyon Aeroadなどの注目バイクを試乗する予定であることが明かされた。 Chris Millerは、新しいFocus Izalcoを試乗し、レビューを共有する予定である。
  • UCIレースでJesse Coleが勝利したTour of the Philippinesでのエピソードが語られた。 肋骨を負傷しながらも、レースを続け、最終的にステージ優勝を勝ち取った。

One Cycling is coming for us all | Spin Cycle
(訳: ワンサイクリングがやってくる)

このポッドキャストエピソードは、Escape CollectiveのSpin Cycle PodcastのホストであるKaylee FritzとJohnny Long、Rona McGlaughlin、Kit Nicholson、Chris Marshall-Bellによる、サイクリング界を揺るがす可能性のある新しいプロジェクト「One Cycling」についての議論である。

  • One Cyclingは、プロサイクリングにおける力関係の再構築を目指しており、現在チームは限られた力しか持たないため、チームにより多くの力を与えようとする動きである。
  • One Cyclingの背後には、サウジアラビアからの多額の資金提供があると考えられており、ASO(ツール・ド・フランスを所有・運営する組織)は現状維持を望んでいるため、ASOと対立する可能性がある。
  • One Cyclingの具体的な内容はまだ明らかにされていないが、最高のライダーたちがより定期的に競い合うことを目指している。
  • One Cyclingは、テレビ放映権と収益分配の再編成を目的としており、より多くの収益を得ることで、より魅力的なレースを提供できると主張している。
  • One Cyclingを支持するチームには、Jumbo-Visma、Ineos Grenadiers、UAE Team Emirates、Soudal Quick-Step、EF Education-EasyPost、Team DSMなどがある。
  • 一方、4つのフランスチーム(AG2R Citroën Team、Groupama-FDJ、Cofidis、Arkéa-Samsic)は、ASOとの関係悪化を懸念し、One Cyclingへの参加に消極的である。
  • 多くのファンは、サウジアラビアからの資金提供や、One Cyclingが伝統的なサイクリングを破壊する可能性について懸念を抱いている。
  • One Cyclingの支持者は、スポーツの活性化と経済構造の改善の必要性を強調し、伝統的なレースは維持される一方で、より魅力的なレースフォーマットが導入される可能性があると主張している。
  • One Cyclingの成功には、明確なビジョンと戦略、そしてファンの支持が不可欠である。
  • One Cyclingが女子サイクリングにどのような影響を与えるか、またサウジアラビアが女子サイクリングを支援する意思があるかどうかは、依然として不明である。
  • One Cyclingは、近いうちに公式発表される予定であり、その詳細が明らかになることで、サイクリング界の未来が大きく変わる可能性がある。

2025年1月9日

Why do we do it? with Dr Michael Crawley | Cyclist Magazine Podcast
(訳: なぜ私たちはそれをするのか?マイケル・クローリー博士)

主なトピック

  • 持久力スポーツの社会的意義と文化的背景
  • テクノロジーの進化がもたらすアスリートへの影響
  • 公平性の概念をめぐる議論

エピソードの内容

  • 司会者のジェームズは、ゲストのマイケル・クロウリーに、なぜ人々は持久力スポーツに惹かれるのかという問いを投げかける。
    • クロウリーは、現代社会における労働と余暇の境界線が曖昧になり、人々が肉体的・精神的な挑戦を求めるようになった結果、持久力スポーツが人気を集めていると分析する。
    • また、狩猟採集民のライフスタイルと持久力活動の関係にも触れ、現代人が忘れかけている身体能力を再認識する機会を提供すると指摘する。
  • クロウリーは、テクノロジーの進化がアスリートのパフォーマンス向上に貢献する一方で、過度な依存が身体感覚の鈍化や自律性の低下に繋がる可能性を指摘する。
    • アマチュアアスリートとエリートアスリートのテクノロジーに対する姿勢の違い、AIコーチの台頭による管理社会化への懸念などを具体例を交えて語る。
  • 世界反ドーピング機関(WADA)のアスリートの生物学的パスポートシステムは、公平性を血液中の特定の薬物の有無に限定した狭義な解釈に基づいているとクロウリーは批判する。
    • エチオピアのランナーが直面するWADAシステムの運用上の困難や、文化的背景の違いによる公平性の概念の相違などを指摘する。
  • エピソードでは、あらゆる形態のドーピングが許可されるオリンピックである「エンハンストゲーム」構想にも触れる。
    • クロウリーは、この構想が資本主義社会における人間の能力拡張への欲望を反映しているとし、倫理的な問題点や社会的影響について議論を深める。

2025年1月10日

Alpecin – Deceuninck 2025 Preview | Lanterne Rouge Cycling Podcast
(訳: アルペシン・ドゥクーニンク 2025 プレビュー)

Lanterne Rouge Cycling Podcastのエピソードでは、Benji NaesenとPatrick Broeがアルペシン・ドゥクーニンクの2025年シーズンについてプレビュー。 2人のホストは、チームの2024年シーズンのハイライト、移籍、そしてマチュー・ファンデルプールの最適なスケジュールについて議論。

2024年シーズンのハイライト

  • アルペシン・ドゥクーニンクは2024年に26勝を挙げ、うち15勝はワールドツアーレースでの勝利。
  • ヤスパー・フィリプセンはミラノ〜サンレモで優勝し、ツール・ド・フランスでは3ステージで勝利。
  • マチュー・ファンデルプールは、ミラノ〜サンレモ、E3サクソバンク・クラシック、ロンド・ファン・フラーンデレンのモニュメント3つで優勝しました。 また、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでも3位に入賞。
  • ケイデン・グローブスは、ブエルタ・ア・エスパーニャで3つのステージで勝利し、ポイント賞を獲得。

移籍

  • アルペシン・ドゥクーニンクは、重要なライダーであるセルタン・クランニソンとアクセル・ローレンスを失った。
  • クランニソンは、モニュメントでファンデルプールの重要なアシスト役だった。
  • ローレンスは、将来有望な若手クライマー。
  • チームは、スプリンターのシモン・デヘアと、若手有望株のティボー・デルゴスを含む、何人かの新しいライダーと契約した。

マチュー・ファンデルプールのスケジュール

  • ホストは、ファンデルプールが2025年にどのレースに出場するべきかについて議論。
  • Broeは、ファンデルプールがツール・ド・フランスに出場するのではなく、ジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャに出場することを希望している。
  • Naesenは、ファンデルプールがオープニング・ウィークエンドとアムステル・ゴールドレースに出場することを希望している。

成功の持続可能性

  • ホストは、アルペシン・ドゥクーニンクが2025年に成功を続けられるかどうかについて議論。
  • 彼らは、チームがフィリプセンとファンデルプールへの依存度を下げる必要があることに同意。
  • 彼らはまた、デルゴスのような若手ライダーの1人がブレイクする必要があることに同意。

大胆な予測

  • Broeは、フィリプセンが2025年にツール・ド・フランスのステージで1勝もできないと予測。
  • Naesenは、ファンデルプールがアムステル・ゴールドレースで表彰台に上がると予測。

Bas Tietema on targeting the Tour de France | Sigma Sports presents Matt Stephens Unplugged
(訳: ツール・ド・フランスを狙う Bas Tietema)

このポッドキャストエピソードは、元プロサイクリストで、現在はサイクリングチーム「Unibet Tietema Rockets」のオーナーであるBas Tietemaへのインタビュー。サイクリングチームのオーナーとしてのBas Tietemaのビジョン、野心、そしてチーム運営への革新的なアプローチを浮き彫りにする。

  • Bas Tietemaは、若い頃は有望なサイクリストであり、U23 Paris-Roubaixで3位入賞などの成績を残した。
  • 2019年にプロサイクリストを引退後、ツール・ド・フランスをファンとして追いかけながら、友人たちとロードサイドから動画を制作するコンテンツクリエイターに転身。
  • 大きなソーシャルメディアでの人気を獲得し、再びレースに復帰した後、自身のサイクリングチームを設立。
  • 彼のチーム「Unibet Tietema Rockets」は、独自のメディア戦略とチーム運営方法で注目を集めている。
  • チームは2023年にコンチネンタルチームとしてスタートし、2024年にはプロコンチネンタルチームに昇格。
  • チームの目標は、数年以内にツール・ド・フランスに出場することであり、2025年はUCIランキングトップ30入りを目指している。
  • チームは、Odd Christian EikingやGiovanni Carboniなど、有力なライダーと契約している。
  • Bas Tietemaは、チームのアイデンティティと長期的なブランド戦略の重要性を強調し、「Rockets」という独自のブランドを確立している。
  • 彼は、ソーシャルメディアとデジタルプラットフォームを活用したチームのプロモーションとファンエンゲージメントに力を入れている。
  • チームは、フランスのレースに重点を置きながら、ワールドツアーレースのワイルドカード出場も目指している。

管理人コメント:Bas TietemaとチームのXアカウント貼っておきます

Cobble Crushing, Night Riding, and Heavenly Climbing: Our Favorite Rides of the Last Year | Velo Podcast
(訳: 石畳の崩し、夜のライディング、天国のような登り坂: 昨年のお気に入りのライド)

このポッドキャストエピソードは、Vello PodcastのホストであるMike Levy、コンテンツマネージャーのWill Tracy、テックエディターのAlvin Hurllbrookによる、2024年の自転車界の出来事や個人的な体験についての雑談である。

  • UAE Team Emiratesが、ライダーのトレーニングとレース戦術を最適化するために、ANAと呼ばれるAIツールを開発した。 これは、膨大な量のライダーデータを分析し、チームに優位性をもたらすことを目指している。
  • ポッドキャストのホストであるMike Levyは、AIに懐疑的な見方を示しているが、AIは人間のコーチングを補完するものであるとUAE Team Emiratesは主張している。
  • タイヤ幅に関する以前の記事について議論し、特定のコースやライダーのニーズに合わせてタイヤ選択を最適化する必要があると結論付けた。 Alvin Hurllbrookは、今後、さまざまなタイヤ幅の性能をテストする予定である。
  • Wout van Aertは、怪我から回復し、再びシクロクロスレースで勝利を収めている。 Mathieu van der Poelは、肋骨を負傷し、最近のレースを欠場しているが、シクロクロス世界選手権への出場を目指している。
  • Doug Fordオンタリオ州首相がトロントの自転車レーンを撤去しようとしていることを受け、自転車レーンの危険性を浮き彫りにする「Loser Lane」というゲームが制作された。
  • ポッドキャストのホストとゲストは、自転車レーンの安全性と、自転車に乗らない人々が自転車に乗る人の視点を持つことの重要性について議論した。
  • Alvin Hurllbrookは、Vontetの膨脹式ヘルメットをレビューした。 このヘルメットは、持ち運びやすさを追求したもので、収納時は薄く折り畳むことができる。 彼はまた、Santa Barbara Bicycle CompanyのCiso Selectスチールロードフレームもテストしている。
  • Mike Levyは、夜間に400kmのバイクパッキングライドを行い、日の出と日の入りの美しさに感動したことを語った。 彼は、この経験が彼に自信を与え、自分の限界に挑戦することの大切さを教えてくれたと述べた。
  • Will Tracyは、パリ〜ルーベで使用される悪名高い石畳を体験し、その過酷さに感銘を受けたことを語った。 彼はまた、ネバダ州カーソンシティで開催されたStetina’s Paydirtグラベルイベントにも参加した。

管理人コメント:Vontetの膨脹式ヘルメットはaH-1ってやつかな?仏式バルブで空気を入れて使うっぽい。面白いですね。

Is Saudi Arabia Taking Over Pro Cycling? | THEMOVE+
(訳: サウジアラビアがプロサイクリングを乗っ取るのか?)

このポッドキャストエピソードは、The Move PlusのホストであるSpencer MartinとJohan Bruyneelによる、サイクリング界の最新ニュースと話題についての議論である。

  • サウジアラビアのPublic Investment Fund (PIFF)が支援するOne Cyclingと呼ばれる新しいサイクリング事業が、3億ユーロの投資を予定している。 このプロジェクトの目的や構造は依然として不明瞭だが、ASOの支配に対抗する力として浮上する可能性がある。
  • One Cyclingは、イタリアのレース主催者であるRCS Sportと提携し、ジロ・デ・イタリアなどの主要レースの運営権を取得する可能性がある。 これは、サイクリング界のパワーバランスに大きな変化をもたらし、ASOと競合する可能性がある。
  • UCIは、WorldTourレースの数を削減すると同時に、14の新しいWorldTourレースを追加することを計画している。 これは、既存のレース主催者にとっては脅威となり、One Cyclingが新しいレースをWorldTourに追加する可能性もある。
  • Wout van Aertはシクロクロスレースに復帰し好調な成績を収めている。 彼は、春のクラシックに向けて準備を進めており、怪我から回復した膝の状態も良好である。Mathieu van der Poelは肋骨の負傷でレースを欠場しているが、シクロクロス世界選手権に向けて調整を進めている。
  • Caleb Ewanは、Lotto SoudalからJayco AlUlaに移籍した後、2025年のレースプログラムが未定となっている。 チームとの契約問題や高額な年俸が原因と噂されており、今後の動向が注目される。
  • Remco Evenepoelは、クラッシュによる怪我から回復し、屋内トレーニングを再開した。 彼は、ジロ・デ・イタリアへの出場を断念し、ツール・ド・フランスに集中することを表明している。
  • Tim Merlierは、Soudal Quick-Stepと2028年までの契約を延長し、2025年のツール・ド・フランスにRemco Evenepoelのチームメイトとして出場する予定である。 彼は強力なスプリンターであり、チームにステージ優勝の可能性をもたらす。
  • ポッドキャストのホストたちは、グランツールの総合優勝とステージ優勝の価値について議論し、Mark Cavendishの35勝とGeraint Thomasのツール・ド・フランス総合優勝を比較した。 彼らは、総合優勝は非常に価値が高い一方で、Cavendishのステージ優勝記録も偉大な功績であると結論づけた。

2025年1月12日

Why Are So Many Cyclists Suddenly Running? | Beyond the Peloton Podcast
(訳: なぜこれほど多くの自転車が突然走り出すのでしょうか?)

Beyond the Peloton Podcastの「Why Are So Many Cyclists Suddenly Running?」というエピソードでは、ホストのSpencer MartinとAndrew Vanceが、有名なサイクリストがランニングに転向しているように見える最近の傾向について話し合っています。

プロのサイクリストがランニングを取り入れている理由としては、次のようなものが考えられます。

  • スポンサー獲得の機会を増やすため: Nikeのようなサイクリングアパレルを製造していない企業のスポンサーを獲得するため、ランニングを取り入れることで露出を増やそうとしている可能性があります。
  • 骨密度の向上: サイクリストは骨密度が低いことが課題として挙げられていますが、ランニングは体重を支える運動であるため、骨密度の向上に役立つと考えられます。
  • 耐久性の向上: ランニングは骨を強くし、転倒による骨折のリスクを軽減するのに役立ちます。
  • 全体的な健康状態の改善: ランニングは心血管の健康を改善し、体重管理にも役立ちます。
  • ソーシャルメディアのトレンド: プリモシュ・ログリッチなどの著名なサイクリストがランニングをしている様子をソーシャルメディアに投稿したことで、他のサイクリストも影響を受けている可能性があります。

ポッドキャストのホストは、ランニングがサイクリングのパフォーマンス向上に直接つながるとは考えていません。 特に、限られた時間の中でトレーニングを行うアマチュアサイクリストにとっては、Zwiftなどのプラットフォームでサイクリングに集中する方が効果的であると彼らは考えています。

しかし、彼らはランニングがサイクリストの全体的な健康と耐久性向上に役立つ可能性があることを認めています。 特に、週に1回程度のランニングは骨の健康に良い影響を与え、関節への負担も少ないと考えられます。

ポッドキャストでは、Zwiftのトレーニング機能やMatthew Vanderpoelのサイクロクロスでの優位性など、他のサイクリング関連の話題についても議論されています。 また、スイスのクロスカントリーマウンテンバイク選手の経済状況や、プロトライアスロン選手の収入についても触れられています。