この記事の目次
海外サイクルロードレース系Podcast今週のまとめ
今週も盛りだくさんの自転車関連ポッドキャストが配信されています。
1. Tour Down Under 2025 – Stage 5 | Lanterne Rouge Cycling Podcast
(訳: ツアー・ダウン・アンダー2025 – 第5ステージ)
公開日: 2025/01/25
- 内容ハイライト
- ウィランガヒルでの激闘
終盤はウィランガヒルを越える厳しいコース設定。逃げ切りか集団スプリントか、各チームの戦略が試される局面。 - 逃げに入った“要注意選手”
逃げ集団には総合でも上位にいるパブロ・トーレスが含まれ、モビスターが集団コントロールに追われる展開。マイケル・ハーンが先行してさらにレースをかき乱す。 - 波乱の集団&横風分断
サム・ウェルスフォードが落車に巻き込まれるなどトラブル続出。イネオスは横風を使って先頭を絞りにかかり、多くの選手が遅れを取る。 - 結末はナビアスの区間勝利&総合逆転
ステージ優勝はナビアス。総合でもロモを9秒差で抜いてリーダージャージを奪取。フィッシャー・ブラックも3位に躍進。
- ウィランガヒルでの激闘
2. 2025 Up and Comers | THEMOVE
(訳: 2025年の注目株 | THEMOVE)
公開日: 2025/01/27
- 内容ハイライト
- 若手発掘の達人・ヨハンの目利き
毎年“これぞ逸材”という選手を見抜いてきたヨハン・ブルナールが、今シーズン注目の若手を一挙紹介。 - 新人でも高額年俸?
プロ入り直後から75~100万ドルを稼ぐ選手が増加。いまやワールドツアーチーム争奪戦が激化中。 - スペイン19歳“パブロ・トーレス”の衝撃
ツール・ド・ラヴニールで1時間6.6W/kgという驚異の数字を叩き出し、大器の片鱗を見せる。 - 注目株のチーム動向
イネオスの勢いが一時期ほどでないとされる中、UAEやレッドブル、ヴィズマが若手にとって人気の移籍先に。
- 若手発掘の達人・ヨハンの目利き
3. Avoid the shrimps at the cycling buffet | Spin Cycle
(訳: サイクリングビュッフェではエビを避けよう)
公開日: 2025/01/27
- 内容ハイライト
- 過密日程=“ビュッフェ状態”
プロサイクリングカレンダーがあまりに盛りだくさんで、どこを食べてもお腹いっぱい…という皮肉。 - イネオス×カレブ・ユアンの違和感と期待
スプリンター・ユアンの体格や走り方がイネオスに合うのか? しかし契約自体は大きな話題に。 - デイブ・ブレイルスフォードやジム・ラトクリフの動向
サッカー界との関わりや、マンチェスター・ユナイテッド絡みでの批判を受け、イネオス上層部が少々混乱? - シクロクロス世界選やクラシック再編提案
ファン・デル・プールとファン・アールトの頂上決戦に盛り上がる一方、レース数を整理して質の高いスケジュールを!という議論も進行中。
- 過密日程=“ビュッフェ状態”
4. Why Velofollies is now the best show for bike nerds, journalists and brands | The BikeRadar Podcast
(訳: ベロフォリーズが自転車オタク、ジャーナリスト、ブランドにとって最高のショーである理由)
公開日: 2025/01/27
- 内容ハイライト
- ベルギー・コルトレイク発の大型トレードショー
ユーロバイクがビジネス中心なのに対し、ヴェロフォリーズは消費者やメディアが楽しめるフレンドリーな雰囲気。 - 出展コストが安くビールで乾杯?
大規模出展でも比較的リーズナブル、来場者はビール片手にブースを回るなど、親しみやすさが人気。 - 最新ギア紹介
カンパニョーロの波状ホイール「シャマル」や、オークリーの新型ヘルメット、リドレー・ノア・ファストなど最先端アイテムが並ぶ。 - ファットバイク“サリー・ムーンランダー”
6.2インチ幅の極太タイヤにギアボックスを組み合わせた“怪物バイク”も登場、マニアの視線を奪う。
- ベルギー・コルトレイク発の大型トレードショー
5. A Broken Dan? The 350km Ride That MIGHT Be A Step Too Far | GCN Show Ep. 629 | The GCN Show
(訳: 壊れたダン? 350kmライドは無謀かも? | GCNショー エピソード629)
公開日: 2025/01/28
- 内容ハイライト
- ダンの大挑戦:350kmライド
チャリティー企画で長距離ライドに挑むダン。過去の最長ライドを超える覚悟だが、メンバーからは「さすがに大丈夫?」と心配の声も。 - 自閉症支援団体への寄付
寄付の目標額に到達すれば実施、という流れで企画がスタート。多くの視聴者が関心を寄せている。 - グローバルサイクリングニュース
ニューヨーク市の交通渋滞緩和や自転車・歩行者の事故統計、元サッカー選手のグラベル転向など、話題のトピックが盛りだくさん。 - GCNプレゼンターたちの最長ライド
640km走ったサイや1000km(!?)に挑んだオリーなど、個々が“超距離”の実績を持つのも面白い。
- ダンの大挑戦:350kmライド
6. Demi Vollering on reclaiming her Tour de France crown, that heartbreaking 2024 finale, and moving teams for 2025 | Geraint Thomas Cycling Club
(訳: デミ・ヴォレリングが語るツール・ド・フランス奪還、2024年の苦い結末、そして2025年のチーム移籍)
公開日: 2025/01/28
- 内容ハイライト
- わずか4秒差で逃した2024年の王座
最終ステージまでリーダージャージを守りきれず、デミが味わった“痛恨の敗北”とその後の思い。 - チーム移籍の背景
長年所属したチームを離れ、新環境に踏み出す決断。その理由を赤裸々に明かす。 - 女子サイクリングの独自性
男子との差異ではなく、女子だけの魅力を高めるべきという主張が熱く語られる。 - 2025年に向けて
ファン・デル・ブレッヘン復帰の噂や、ライバル選手との対決にも意欲満々。ファン必聴のエピソード。
- わずか4秒差で逃した2024年の王座
7. S13 Ep4: Jonny Be Good | The Cycling Podcast
(訳: S13 Ep4: ジョニー・ビー・グッド)
公開日: 2025/01/28
- 内容ハイライト
- 軽妙トーク×最新レース情報
ダニエル・フリーバー、ライオネルB、ロブ・ハッチという顔ぶれで、最新のプロサイクリングを賑やかに語る。 - チャレンジ・マイヨルカの裏側
ライオネルがマイヨルカで制作中のミニシリーズが無料公開に。スポンサードや現地エピソードを詳報。 - ツアー・ダウンアンダーの振り返り
ジョナサン・ナルバエスの総合優勝やサム・ウェルスフォードのスプリント力などを深堀り。 - シクロクロス世界選手権の見どころ
“宿命”とも言えるファンデルプール対ファンアールトに加えて、ティボー・ニースの名前も挙がる。好カードに期待が高まる。
- 軽妙トーク×最新レース情報
8. Life in the Peloton’s Race Radio – Episode 1 | Life in the Peloton, presented by MAAP
(訳: レースラジオでのペロトン生活 – 第1話)
公開日: 2025/01/29
- 内容ハイライト
- YouTube企画“Race Radio”がポッドキャストで復活
ハリー&スチュがファン視点の熱いトークを繰り広げ、ゲストには元プロのミッチ・ドッカーが登場。 - ミッチの引退後ストーリー
レース一筋だった生活から一変、生活拠点をランズフィールドに移し、薪割りや家族との時間を堪能中。 - オーストラリア談義
クーパーズなど地元ビールや有名ミュージシャンの話に花が咲く。 - ツアー・ダウンアンダーの最新ネタ
ハビエル・ウロ・ロモやノミ・ラッグなど、気になる新世代ライダーにスポットを当てる。
- YouTube企画“Race Radio”がポッドキャストで復活
9. S13 Ep5: KM0: Never Mind The Balearics – Trofeo Calvià | The Cycling Podcast
(訳: S13 Ep5: KM0: バレアレス諸島なんか気にするな – トロフェオ・カルビア)
公開日: 2025/01/29
- 内容ハイライト
- 「Never Mind the Balearics」第1弾
チャレンジ・マイヨルカ5連戦を追う特集シリーズ。第1回はアップダウン豊富なトロフェオ・カルビアをフォーカス。 - ライオネル&ロブの珍道中
宿探しエピソードや独特なドアの構造など、ささやかな日常に笑いが生まれる。 - 過去のレース雑学
1992年にはスペインチームだけが参加? レース形態やテレビ中継の変遷にも注目。 - イェン・クリステンが優勝
サバイバル系の山岳レースとは違い、適度なアップダウンを制したのは若手のクリステン。アスタナのポイント稼ぎ戦略にも話題集中。
- 「Never Mind the Balearics」第1弾
10. vc.letsgetit on Road Cycling in USA vs Australia, London & Girona (Group Rides, Gravel & Racing) | The Nero Show
(訳: アメリカ・オーストラリア・ロンドン・ジローナにおけるロードサイクリング文化 (グループライド、グラベル、レース))
公開日: 2025/01/29
- 内容ハイライト
- 多国籍サイクリング文化の比較
ロンドンのクリテリウム、オーストラリアの早朝ライド、ジローナのプロ混在グループライドなど、それぞれスタイルが全然違う。 - アメリカのユニークなグループライド
ロサンゼルスのヒルクライム専門ライドや、マイアミの“ドン・パン”の危険&ドーピング疑惑話が興味深い。 - 機材・安全意識の違い
イギリスは冬の泥除けが当たり前、オーストラリアは高級機材の人が多いなど、国柄がよく表れている。 - プロのトレーニング事情
UAEチームのようにカフェ休憩無しでハードに追い込むスタイルと、リラックスを重視するチームの違いに驚き。
- 多国籍サイクリング文化の比較
11. S13 Ep6: KM0: Never Mind The Balearics – Trofeo Ses Salines | The Cycling Podcast
(訳: S13 Ep6: KM0: バレアレス諸島なんか気にするな – トロフェオ・セス・サリネス)
公開日: 2025/01/30
- 内容ハイライト
- 「Never Mind the Balearics」第2弾はスプリンター向け
平坦コースが特徴で、世界的スプリンターたちがしのぎを削るレースとして知られる。 - 歴代王者の豪華ラインナップ
チッポリーニ、マクイーアン、ツァベル、フレイレ、グライペル…かつての名スプリンターたちの栄光を回想。 - 逃げ切り狙うジョージ・ラドクリフの奮闘
カフェでバイトしながら走るラドクリフが、プロ相手に果敢に挑む姿が印象的。 - マイヨルカ観光トーク
エストレンクビーチの美しさや観光客急増の現状など、レース以外の島情報もたっぷり。
- 「Never Mind the Balearics」第2弾はスプリンター向け
12. BONUS: Life in the Peloton Chronicles: New Season, New Challenges | Life in the Peloton, presented by MAAP
(訳: ボーナス:ペロトン クロニクル 新シーズン、新たな挑戦)
公開日: 2025/01/31
- 内容ハイライト
- スウェイン・タフト×ミッチの深夜トーク
旧友同士が、プロ時代の思い出から引退後の変化、そして現役選手の過酷さに至るまで、ざっくばらんに語り合う。 - サウナ回が大好評
過去エピソードで盛り上がったサウナネタを再び回想。疲労回復やメンタル面での効果など秘話満載。 - シーズンオフと家族との時間
引退後は自由そうに見えて意外と忙しい? 家族や仕事との両立、健康管理の難しさを吐露。 - 現代ロードレースのハイレベル化
もはや1年を通して全開モード、選手はいつ休むんだ…と驚きの声。ツアー・ダウンアンダー取材で感じた最新事情をレポート。
- スウェイン・タフト×ミッチの深夜トーク
13. Johan Predicts CX Worlds & Early-Season Racing Breakdown | THEMOVE+ | THEMOVE
(訳: ヨハンが予測するシクロクロス世界選 & シーズン序盤レースの分析 | THEMOVE+)
公開日: 2025/01/31
- 内容ハイライト
- ツアー・ダウンアンダー&アルーラツアー総括
ナルバエスの優勝や、トム・ピッドコックの快進撃、ティム・メルリエの強さなどを丁寧にチェック。 - Q36.5、チューター、アスタナの動き
新興or中堅チームがどんなふうにポイントを狙っているか、ヨハン・ブルナルが深読み。 - CX世界選手権:MVDP vs WVA
マチュー・ファン・デル・プールとワウト・ファン・アールトの一騎打ちをどう見る? コースレイアウトや二人の調子を徹底分析。 - 高強度トレーニング化する現代
ランス・アームストロング時代とは比べ物にならないレベルで追い込む選手が増え、シーズン通して激戦に。UAEチームの厳しさは“ターミネーター”級!?
- ツアー・ダウンアンダー&アルーラツアー総括
14. Marcel Wüst: The sprinter who battled back from a life altering crash | The Odd Tandem Cycling Podcast with Bobby Julich and Jens Voigt
(訳: マルセル・ヴュスト:人生を変えた事故を乗り越えたスプリンター)
公開日: 2025/01/31
- 内容ハイライト
- 輝かしいキャリアと突然の悲劇
2000年の大事故で視力を失い、引退を余儀なくされたマルセル・ヴュストの壮絶なストーリー。 - ツール・ド・フランスの山岳賞とステージ勝利
スプリンターながら山岳ポイントを奪った“奇策”や、実際のステージ優勝でのチッポリーニとのバトルなど、名勝負の舞台裏が熱い。 - ポジティブな“その後”
テレビ解説やマヨルカの宿泊施設運営で新境地を開拓。「失ったものはあるが、感謝が上回る」という言葉が胸に響く。 - 友情とコミュニケーション
ボビー&イェンツィとの旧交や、ドイツチームと縁がなかった理由、そして多言語能力も彼の魅力のひとつ。
- 輝かしいキャリアと突然の悲劇
15. Peak cycling broadcast is behind us | Spin Cycle
(訳: サイクリング放送の黄金期は過ぎ去った)
公開日: 2025/01/31
- 内容ハイライト
- 英国のツール放送が有料化へ
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの独占で視聴料金が大幅にアップ。ファン離れを懸念する声が強まる。 - 欧米の放送文化のギャップ
イギリスやヨーロッパでは無料放送文化が長く根付いていたが、アメリカ式の有料モデルへとシフトする流れが加速。 - 視聴者への救済策
VPNで海外チャンネルを観る裏ワザや、Escape Collectiveのメンバーシップなどを提案。 - ピッドコックのアルーラツアー優勝やソレン・ワレンの出場回避
レース状況だけでなく、倫理観やロード環境などにも踏み込んだ熱いトーク。
- 英国のツール放送が有料化へ
16. S13 Ep7: KM0: Never Mind The Balearics – Trofeo Serra Tramuntana | The Cycling Podcast
(訳: S13 Ep7: KM0: バレアレス諸島なんか気にするな – トロフェオ・セラ・トラムンタナ)
公開日: 2025/01/31
- 内容ハイライト
- チャレンジ・マイヨルカ第3戦:山岳地帯が勝負どころ
トラムンタナ山脈の名物峠コイ・ソーヤを含むルートで、天候は雨、気温7度と過酷なコンディション。 - フロリアン・シュトークが快勝
マーク・ハーシーがあえて後方で待機する作戦をとり、シュトークが終盤抜け出してステージをさらう。 - エンリク・マスの地元凱旋
マヨルカ出身でグランツールを戦うマスの活躍に、地元ファンは大盛り上がり。モビスター内でのプレッシャーも語られる。 - サウジアラビアのレース回避
ソーレン・ウェレンスが人権問題を理由に中東レースに出場しなかったエピソードにも触れ、多様化する選手の価値観を紹介。
- チャレンジ・マイヨルカ第3戦:山岳地帯が勝負どころ
17. Sleeping with a Scorpion: An Interview with 2024 Tour Divide Winner Meaghan Hackinen | Velo Podcast
(訳: スコーピオンと眠る:2024年ツアー・ディバイド優勝者メーガン・ハッキネンへのインタビュー)
公開日: 2025/01/31
- 内容ハイライト
- 膝の怪我からウルトラディスタンスへ
元々は通勤やツーリングがきっかけだったメーガン・ハッキネンが、ウルトラレースの世界でトップに上り詰めた背景。 - ツアー・ディバイド初挑戦での快挙
4,400km超をわずか数週間で走破。野宿しながら1日4〜5時間睡眠という非サポートレースのリアル。 - 壮絶な自然と肉体的極限
暴風雨や泥道、野生動物との遭遇、そして幻覚を見るほどの疲労など、想像を絶するドラマが満載。 - 2025年の新たな挑戦
アトラス山脈やシルクロード山脈レースへの参戦を予告。さらなる限界への挑戦に意欲を燃やす。
- 膝の怪我からウルトラディスタンスへ
今週の注目エピソードは以上です。気になるエピソードがあれば、ぜひ番組本編も聴いてみてください。