【ワンイチ】冬の東京湾一周チャレンジ(200km)の準備とふりかえり

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ワンイチ、一度やってみたいと思っていて先日の三連休の中日にチャレンジしてきた。Garmin Connectでルート引いたり、何を持っていくかを準備していたら、奥さんも行ってみたいとのこと。

ちなみに奥さんの 1日の最長距離は100kmなのでいきなり2倍の距離にチャレンジすることに。
ちょっと心配ではあったが、本人の意思だし、二人なら楽しいに違いないと思い、一緒に走ることにした。

結果、無事ワンイチ達成できたので、記録を残しておこう。

所要時間は18時間30分

STRAVAには10:41とあるがこれは移動時間であり、自転車を漕いでいた時間。

実際には休憩も多くそれらを含めると18時間半かけて帰宅している(経過時間)。

朝4:00に家を出て、夜の22:30に帰宅。我々にとっては1日がかりの大冒険だった。

当日の天候

ワンイチにチャレンジした日は 2024/2/11。反時計周りに走るルートにした。

若干雲が多い時間もあったが全体的には晴れて、日中は走りやすい気温だった。

  • 出発時(AM4:00)は6℃
  • 日中10〜12℃
  • 夜7℃

大きな雨に打たれることはなかったが、家まで残り10kmくらいで小雨に遭遇し、冬の夜の雨の辛さを実感することにもなった。

家からフェリーがある久里浜までは南に進路を取るため、北風の恩恵を受けることができた。

千葉にわたってからは北に進路を取るため風速2,3m/sの向かい風となったが、いうほどの強風ではなく、足が削られ前に進まないというほどではなかった。

総じて気象条件は良かったと思う。

神奈川(横浜)と千葉(木更津)の天気はそれぞれこんな感じ。

神奈川(横浜)の天気

日時気温(℃)降水量(mm)風向(16方位)風速(m/s)日照時間(分)
11日24:006.00.06.8
23:006.70.0北北西3.90
22:007.70.0西北西4.10
21:008.60.01.30
20:008.70.03.00
19:009.10.0北東1.50
18:009.10.0東南東1.70
17:009.00.0南東1.80
16:008.70.01.63
15:009.60.0南西3.00
14:009.80.00.60
13:0011.80.02.831
12:0011.50.04.051
11:0010.00.03.032
10:009.00.04.732
09:007.30.05.347
08:006.00.02.559
07:004.80.04.620
06:004.80.03.70
05:005.50.0北北西2.50
04:006.50.0北北西3.30
03:006.00.04.00
02:006.60.03.00
01:006.80.01.90

千葉(木更津)の天気

日時気温(℃)降水量(mm)風向(16方位)風速(m/s)日照時間(分)
11日24:006.00.02.1
23:006.80.01.10
22:006.50.0南南東0.90
21:005.80.01.90
20:006.90.02.50
19:007.60.01.80
18:008.30.01.60
17:008.80.01.90
16:009.30.0北北西3.24
15:009.90.02.339
14:0010.00.02.619
13:009.50.03.335
12:009.90.03.360
11:008.70.0北北東3.442
10:008.30.0北北東3.360
09:006.90.0北東2.460
08:004.80.01.737
07:004.20.0北東1.40
06:004.70.02.40
05:004.00.01.00
04:003.80.0北北西0.70
03:004.60.0東北東1.20
02:005.70.02.20
01:005.20.0北東1.60

ワンイチ準備

自転車にマウントした機材やバッグ類

当日の自転車の様子、ミニストップで休憩中にとった適当な写真しかなかった…

左(CANYON)が自分のロードで、右(Wilier)が奥さんのロード。

CANYONには

  • R250のトップチューブバッグ(ショート)・・・0.6L
  • オルトリーブのサドルバッグ・・・4.1L

の2つを取り付けた。

Wilier(奥さん号)には

  • 記録用にInsta360 X3をマウント
  • トピークのサドルバッグ(Lサイズ) ・・・1.5→1.9Lまで拡張可能

を取り付けた。奥さんはこれに加えてノースフェイスのウェストバッグを腰につけて走った。

服装

ほぼ一日走っていたので寒暖差を考慮して服装を考えた。
頭から足元に並べると…

    • ヘルメット(+ sena pi )
    • 耳を寒さから守るビーニー
    • クリアレンズのサングラス
    • ネックウォーマー
  • 上半身
    • ベースレイヤー(おたふくの冬用インナー)
    • ベースレイヤの上に貼るカイロ(場所は適宜変えながら寒いところをカバー)
    • dhbのジャージ(dhb – Aeron Rain Defence Polartec) 8℃前後用
    • ユニクロのULダウン(インナー用ダウンで朝晩の気温が低い時用)
    • モンベルのU.L.サイクルレインジャケット
    • SHIMANO の冬用グローブ
    • 日中用の薄手のグローブ(今回は出番なし)
  • 下半身
    • ASSOS LL.ハブタイツ ミレ S7
    • ASSOS 3/3 冬用ソックス
    • つま先に貼るカイロ(を靴下の上から足の甲に貼る)
    • トゥカバー
    • シューズ DMTGK1

バッグ・ジャージのポケットの中身

  • R250トップチューブバッグ・・・0.6L
    • モバイルバッテリ 10000mAh
    • ケーブル類(ライトニング/ type-c / micro)
    • Insta360用 SDカード予備、バッテリー予備
  • オルトリーブサドルバッグ・・・4.1L
    • 縦型輪行セット(R250の超軽量タイプ)
    • 輪行時に履く薄手の短パン
    • ワイヤレスマイクの充電ケース
    • ユニクロの薄手ダウン
    • 日中用の手袋
    • 予備のカイロ
    • 予備チューブ(ロングライドなのでツールケースのチューブとあわせて計2本)
    • シャモアジェル(少量)
  • ジャージのバックポケット
    • 目薬
    • サイクルキャップ
    • ハンドタオル
    • ワイヤーロック
    • sena pi 充電用の小さいモバイルバッテリ
    • リアライトの予備
    • 現金・カード・家のカギを入れた透明ポーチ(100均)
  • その他
    • フレームにリアライトの予備を取り付け
サドルバッグの中身

ロングライドなので背中にバックパックを背負うのは負担が大きいと思い、バッグ2個体制で望むことにした。

ふりかえり(良かった点と課題点)

■良かった点

バックパックを背負わなかったことは正解だった

宿泊を伴わない自転車旅なら、バックパックは背負わず、サドルバッグやトップチューブバッグを活用したほうが体への負担は少ないと感じた

レインジャケット用意してよかった

最後小雨に遭遇したこともあってウィンドブレーカー代わりのレインジャケットは重宝した。モンベルのウルトラライトレインジャケットは、ウィンドブレーカーくらい軽いので1日中着ていた。

薄手のダウンがあって大正解

当初、インナー用の薄いダウンベストで良いかなーと計画していたのだけど、実際には袖があるダウンにしてよかった。じゃなかったら寒さでかなり消耗していたと思う。ダウンの力はすごい。

二人で走ると楽しい

一人で黙々と走るのも嫌いじゃないが、一緒に走って同じ経験ができるというのはより楽しさを感じることができた。

ワイヤレスマイク導入

これまではInsta360 X3の内蔵マイクで録音していたので、後で観返しても奥さんの声しか入ってなかったのが、二人の声もクリアに録音されるようになった。ただ、途中バッテリー切れ気づかず長い時間無音で録画していたこともあって課題は残る。

着地・漕ぎ出しの足を分散

左足着地、左足漕ぎ出しを繰り返すと膝裏の痛みがでてくるので、偏り過ぎないように右足着地・右足漕ぎ出しも時々使うようにして多少軽減されたと思う。それでも痛くはなったのだが…

痛み止め

150kmあたりから膝が痛くなってペースが落ちたのだけど、奥さんが薬局で痛み止めを買うことを勧めくれた。自分の頭の中には「痛み止めを飲む」という考えがなかったんだけど、ほんとに痛みが軽減された(そりゃそうか)ので、今後は痛み止めを持ち歩くようにする

100均のゴムバンド

Insta360 X3を固定するネジが割と緩みやすく危険だったので、ゴムバンドで根元を固定した。走行中に緩むと焦って事故の元なので対処できてよかった。ゴムバンドなにかと重宝することがわかった。

Garmin connect で作成したルートをGoogle マイマップにインポートしておく

Google マップにルートを表示できるようになるので、ルート上に美味しそうな飲食店はないかな?とか観光スポットないかな?と事前に確認しやすくなる。

Garmin Connectから.gpxをダウンロードして、google my map にアップロードするだけで簡単。

STRAVA / Garmin ConnectのルートをGoogle Mapsのアプリ上に表示する方法

■課題点

なるべくまっすぐ走るルートを引いた方が楽

200kmのルートは結構綿密に引いたものの、細かい左折・右折を盛り込みすぎた。結局途中から無視してまっすぐ進んで辻褄合わせることが多かった。ルートを引く際はシンプルなルートを意識しよう。

漕ぎ出しを重いギアで踏みがち

後ろを走ってる奥さんに言われた。これが膝が痛くなる原因かもしれない。次回からは2枚くらい軽くするように心がけてみる。

sena pi のバッテリーがヘタってきてる?

家を出て2時間弱で奥さんのバッテリーが底をついた。前日には満充電であることを確認したのだけど、それなりに使っているのでヘタってきてるのかもしれない。

レインウェアのフード、レインシューズカバー、レイングローブは持っていったほうがよかったかも

今回は出番なかったけど、雨でも走らなければいけないときを考慮して、足・頭・手をカバーするアイテムは持っていくかを検討したい

頻繁に出し入れするものはロールトップ式のサドルバッグと相性が悪かった

ロールトップ式のサドルバッグから荷物を取り出すのが地味に面倒だった。リタイヤ時の輪行道具、頻繁には使わないであろう着替え(薄手のダウンジャケット)を入れておくに留めた方が良い。ワイヤレスマイクの充電ケースを入れていたが休憩のたびにこまめに充電しようという気持ちはあるが億劫になってしまった。

フロントライトの予備のことを考えてなかった

最終的にはバッテリー持ったので良かったが、これくらい走る場合は2本体制がいいかも。ライト点灯しながら充電できないライトだと当日理解してだいぶ焦った。

SDカードを交換すると時刻設定がずれる?

これはまだ明らかにそうとは言い切れないけど、撮影時間のタイムスタンプがずれてたので要確認

次回に向けた装備のアップデート

APIDURAのレーシング・トップチューブパック

ワイヤレスマイクの充電ケースをトップチューブバッグに収めたいので、APIDURAのレーシング・トップチューブパック(1L)を後日購入した。これでガジェット類をまとめることができて、かつトップチューブバッグの中で充電しながら走れるようになった。

フラップ式で操作しやすいのも良い。

Insta360 X3のバッテリー充電ケース

Insta360 X3のバッテリーを充電できるケースも購入。

その他、あるとよさそうと思っているのは Insta360 X3用のGPSリモコン。走行データを動画にオーバーレイできるというのを試してみたい。

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